ロルファー™のChikageです。

10月に3週間に渡って行われていたアドバンストレーニングPhase1が終わりました。
3週間の間、セッションを受けたり、やったりの日々でしたが、大変深く、濃い時間を過ごしました。
あまりに深かったので、トレーニングが終わってからもしばらく自分の中で消化・統合するのに時間がかかったように思います。

今回のアドバンストレーニングPhase1では、クライアントの方中心にワークをすることを学びました。
ロルフィングでは、ベーシックの10セッションにはレシピと呼ばれるものがあります。
そのセッションで、どこにアプローチするという指針となるべきものです。

アドバンスシリーズでは、このレシピとは別に、構造的、機能的、エネルギー的、精神生物学的になど別のアプローチから更に深くワークすることをしていきます。
今まで、構造や機能へのアプローチは多くしてきましたが、エネルギーや精神面でのアプローチはあまりしてこなかったなと思いました。
今回のトレーニングで学んだことで、自分のセッションもより深い次元に潜っていけそうな気がしています。

そして、常々思っていることですが、ロルフィングって何だろうという思いを新たにしました。
ロルフィングを説明するのに「筋膜などを調整して身体のバランスを整えるアメリカ生まれのボディワーク」というのが一番簡単なんですが、そんな単純なものでなく、それだけじゃないというのがロルフィングを生業としているものの本音です。
ベーシックトレーニングを受けた時に思ったのが「ロルフィングは人生そのもの」であるということです。
すごく抽象的ですよね。 でも、そうなんです。

ロルフィングのセッションをしていると、クライアントの方の人生に関わる時があるのを感じます。
身体のバランスが変わり、姿勢が変わることで、気持ちが変わり、人生、生き方が変わっていく時があります。
痛みや辛さがあった身体が楽になることで、もっと楽に生きられる道を選択する方もいます。
ロルフィングはその人の人生に関わるものだと感じます。
それがこの仕事が好きな理由の1つかもしれません。

今回のアドバンストレーニングはPhase1で、来年Phase2が予定されています。
ロルフィングって何だろうという思いは、多分この先もずっと思い続けるんだろうと思います。
その位、不思議で奥が深いボディワークのロルフィングです。

インストラクターのRaymond McCall先生、Carol Agneessens先生のお二人にはとても感謝をしています。
お二人の温かく深い指導で、クラスもずっと良い状態を維持していました。
来年のPhase2も楽しみです。

Ray&Carol