アドバンス・ロルファーの千景です。

久しぶりにフィットネスセッションに参加してきました。

フィットネスセッションは、フィットネス関係のワークショップを数多く開催するイベントですが、今年で、32回めだそうです。

以前にも何回か参加したことがありますが、その頃はエアロビクスやステップなどのプログラムが全盛の頃でした。

今年のテーマは、SELF CARE(セルフケア)。

昔と比べると、フィットネスセッションもコンディショニング系のクラスが増えました。今年は、テーマがセルフケアということもあって、自分自身の身体のケアも行えるようなプログラムが多かったと思います。

今年は、2つのプラグラムに参加してきました。

1つは、井上トキ子さんの「背骨統合エクササイズSintex~もっと力みなく、自由に動ける身体へ」。

Sintex=Sebone Integrated Excerciseの略なんですね。

背骨、頭、骨盤などを分化するとともに、連動して動けるようにしていくというのがこのプログラムの目指す所のようです。

ただフロアにあおむけに寝て、呼吸を感じることだけでも背骨が柔らかくなり、後ろに回した手が届くようになりました。

 

また、身体の軸となる部分から四肢への動きを意識して動かすことで身体のコーディネーションが良くなります。

仙骨~背骨~頭、仙骨~恥骨~大腿、これらを意識して連動して(能動的でなく、他動的な意識で)動かすことで、つながりが良くなりました。

これらの考え方や動かし方は、ロルフ・ムーブメントとよく似ていて、というよりもほぼ一緒で、考え方に共通するものが多かったです。

セルフで行えるエクセサイズも教えていただいたので、自分でも実践してみたいと思います。

 

もう1つのプログラムは、小関勲さんの「ひもトレ活用法(運動過程編)」。

ヒモトレは、以前から興味があって、本を買ったり、ヒモも買っていましたが、実際にワークショップで講義を聞くと、更に分かりやすかったです。

紐無しで動いた時と、紐ありで動いた時は、確かに動きに違いがあり、今まで届かなかった所まで、身体が簡単に動いたりします。

ヒモはギュっと結ぶのではなく、軽く、ゆるーく結ぶだけです。

それでも人間の身体をそのヒモの存在を感じて、身体本来のニュートラルなポジションに身体を導きます。

そして、そのポジションまで動けることを身体が認知していくと、それまでやりにくかったり、難しかった動きが、ヒモ無しでも、簡単にできるようになります。

とっても不思議でした。

リオ・オリンピックに参加していた選手やスタッフもこのヒモを結んで、飛行機に乗って移動したそうで、ヒモのおかげで疲れが違ったようです。

このヒモは、100円ショップで売っているような丸ヒモでも良いそうですが、ヒモトレ用に販売されている専用のヒモは、端にシリコンのゴムが付いていて、そこで紐の長さが調節できます。

このシリコン部分が秀逸なので、ヒモトレ用に作られたヒモは、やはり便利に作られています。

今回の講座では、膝に付けたりま、すき掛けにしたり、色々な所で試すことが出来ましたが、どこの部分に付けても身体が反応して、とても面白かったです。

せっかく買ったヒモがあるので、家でもどんどん使おうと思います。

 

今回、久しぶりのフィットネスセッションでしたが、コンディショニングやセルフケアが出来る講座は、とても勉強になりました。

今は、高齢化社会が進んでいますから、歳をとっても元気で、いつまでも動ける身体を維持することはとても大切だと思います。

今回のワークショップの内容は、自分のセッションにも生かせそうなものが沢山ありましたので、今後も取り入れていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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品川・大崎でロルフィング、クレニオセイクラルワークをやっています。

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ストレスが多い方、頭を使い過ぎている方の場合は、クレニオセイクラルワークをお勧めします。

Rolfing® Terra 品川・大崎