梅雨が明けた途端、猛暑続きの毎日ですが、皆様お元気でしょうか?

気温が低くても湿度が高いと熱中症のリスクが高まります。
また、梅雨明けして10日間位は、暑さに身体が慣れておらず、熱中症になりやすいそうです。
塩分と水分補給をして、熱中症に気を付けて、夏バテしないようにしましょう。

最近、色々な所で耳にして気になっているのが、セラピストやスポーツクラブのインストラクターなど身体にかかわるお仕事をされている方が、意外にも、自分の身体に不調があって、身体が辛い状態であることが多いということです。

施術中や運動指導をしている時は、お客様には自分の身体の痛みや不調は見せられないですよね。
受けているお客様もきっと不調にはあまり気が付かないでしょう。

私たちロルファー™は、施術中、手を通してクライアントの方に触れますが、この時、自分がクライアントさんに触れていると同時にクライアントの方が私にも触れていると考えます。
皮膚を通してお互い触れあっている関係です。 この時、私たちロルファーは、クライアントの方の身体の方の状態を感じていますが、触れあっている関係というのは、私たちの身体の状態がクライアントの方にも伝わるとも言えます。

施術をする側が不調であれば、触れあっているクライアントの方にも不調が伝わる可能性があり、私はそういう時はあえてセッションを行わないようにしてます。
良いセッションをしている時は、自分自身の身体の状態も良い状態です。 普段から自分の身体の状態を万全にしておくことは大切ですね。

また、自分の姿勢が不自然で身体のどこかに痛みがあったりする場合、その痛みが不快感や痛みとしてクライアントの方に伝わることもあります。
そういう身体の使い方をしていないか、施術する側も身体に無理がないか気を付けることも大切です。

セラピストの方や、インストラクターの方の話を伺っていると、健康や癒しに携わる仕事でも、逆にハードワークで身体を壊している方が多くいます。
また、自分の身体の状態が辛くても、仕事だから頑張ってしまう。 その状態が続くと、痛みが慢性的になり、結局仕事が辛くなってしまうというケースもあります。
そうなる前に自分の身体の状態に気が付いて、ケアすることは長く仕事を続ける為にも大切なことになってきます。 コンディショニングを整えることはクライアントの方にとっても大事です。

セラピストやインストラクターのお仕事をされている方には、お客様へ元気なセッションや指導を行っていただく為にも、ぜひご自分の身体の状態をチェックしていただき、身体の使い方を研究していただきたいと思います。
ロルフィング®などのボディワークは、セラピストやインストラクターの方にも無理のない身体の使い方をお伝えできる良いツールです。

ひまわり