関東地方でも雪が降ったり、寒い日が続いています。

インフルエンザも流行っているようですが、皆様、お元気でしょうか?

私は風邪もひかず、元気に過ごしています。 エアロビクスで体温を上げているお蔭かもしれません。

最近、エアロビクスのクラスに参加していて思うことに・・・中上級クラスに出ている人が、必ずしも私が思う上手ではないということ。
難しいクラスに出ていても、動きが綺麗でなかったり、ぶれていたり・・・身体の軸ができていない人は、その動き自体に振り回されてしまい、上手く見えません。

私は、振付を楽しめれば良いわ~という方は、それで良いのだと思いますが、有酸素運動としてのエアロビクスという位置づけの場合は、やはり動きがしっかりできること、筋肉をしっかり使えること、動きがコントロールできていることが大事だと思っています。

動きがしっかりできること、中でもターン(回転)する動きで、その人が軸をきちんともって動けているかどうかが良く分かります。

軸のない人の場合、ターンをすると、回転がぶれて、しっかり元の位置に戻れません。

軸がある場合は、回る速度も速く、回転がぶれません。

五重の塔は、外側はゆるゆるでも、軸はしっかりしていて、地震が来ても、揺れを逃して、しっかりと立ち続けます。
昔の武道や武術の名手は、身体を緊張させることなく、自分の軸をもって、いざという時は速く適格に動ける身体を持っていたと思います。

運動をしていて、自分のパフォーマンスが今一つだなと思われる方は、ご自分が軸を持って動けているか、少し注目してみても良いかと思います。

軸を作るのに、簡単なエクササイズとしては、不安定な所に自分を置いてみることです。
片足立ちで立つ、バランスディスクに乗る、バランスボールに座る、目を閉じて立つ等・・・身体は不安定な環境に置かれると、自分の姿勢を保つために軸を作る筋肉群が働こうとします。 そうやって軸を作る筋肉を活性化していきましょう。