9月に入っても、蒸し蒸しして暑いですね~。 ゲリラ雷雨があったり、竜巻があったり、日本の気候はどうなってしまったのでしょう? 熱帯地方になってしまった気がします。 早く、涼しい秋が到来してほしいです。

さて、今日は久しぶりに身体の話を。

今日、クライアントさんと話をしていて、手のひら、足の裏の感覚の重要性をお話しました。

セッション中、腕のつながりを良くしたり、活性化するために、手のひらでシーツを触ってもらうことがあります。 これは何となくやっているわけではなく、手のひら、足の裏には、感覚受容器が他の身体の部分よりも、沢山あることが分かっているからです。

身体の勉強をしたことのある方には、おなじみかもしれませんが、ホムンクルスという言葉があります。

ラテン語で、小さな人を意味するホムンクルスは、脳の大脳皮質を電気刺激して現れる感覚器との関係をあらわしています。

ホムンクルスについてはこちらに詳しく書かれています。

このホムンクルスの絵によると、脳の中で、手の感覚が占める範囲がかなり大きいことが分かるでしょう。 手と足で、全身の感覚器の半分位を占めています。

それだけ、手のひらや足の裏の重要性がお分かりいただけるでしょう。 スポーツやダンスをされている方で、なんか手や足の使い方がうまくいかないな~と感じる方は、少しの時間で良いので、手のひらで何かを触って、その感覚をじっくり感じてみましょう。 シーツなら、ごわごわしているとか、つるつるしているとか、そんな感じで良いです。 こういうことを繰り返していると、足や手の感覚が活性化され、パフォーマンスが向上します。

また、足に関しては、寒くない限り、お家では、裸足で過ごされることをお薦めします。 足裏の感覚が敏感になって、身体にとても良いです。

身体は筋肉や筋膜、骨といった構造で作られていますが、それを使いこなすには、感覚が重要な要素になってきます。