太極拳

太極拳を始めて、２年経ち、３年目に入りました。

太極拳を始めたのは、母が習っていたこともありますが、年齢が高くなっても続けられるだろう武術であると考えたからです。

エアロビクスやベリーダンス、身体を動かすことには慣れていますが、太極拳の動きはゆっくりとしていて独特です。

きちんと専門のクラスに入る前に、スポーツクラブのクラスで太極拳を少しやったことがありましたが、最初は見よう見まねで全然できず。
エアロビクスのように音楽に乗って、テキパキ動くようなものとは違い、ゆっくりしている動きは逆に難しいですね。

人によっては、太極拳は高齢者がやるものだと言う人もいますが、とんでもない！　速い動きのダンスの方が易しいと思います。

最近になって、やっと２４式の動きの流れ全体をできるようになってきましたが、それでもまだまだ細かい所が先生とは違っています。

太極拳、奥深いです。

昨年の暮れ、受けていた時、動き方の基本の考えに、円を描くように・・・と先生がおっしゃっていました。
確かに、太極拳の動きは、直線的でなく円を描くような動きなんですよね。

ロルフィングで、身体の長さを保ったまま動くことは常々考えていますが、太極拳の動き方にもそれが通じます。
身体に無理なく動くことは大前提で、どこか辛い場所やキツイ場所があると呼吸がしずらくなるので、良しとされません。
常に滑らかにゆっくりよどみなく動くこと。　先生の動きの中には、それに加え力強さもあり、素晴らしいと思います。

まだまだ自分自身が発展途上ですが、身体をより良く使う方法として太極拳を習うのは、とても良いと思います。