ゴールデンウィークももうすぐ終わりですね。 今年は例年よりも寒い感じでしたが、この連休は良いお天気続きで、気温も上がり、初夏といった気候です。
こんな良いお天気だと、外で身体を動かすのも気持ち良いですね。 ただ、この時期は紫外線量が増えるので、屋外での活動は要注意。 そろそろ帽子や日傘の出番です。
さて、今日は自分にあった身体の動かし方について。
自分にあった身体の動かし方と言っても、ピンと来る方は少ないかもしれません。
普段、身体をうごかされている方の中には、自分はこういう運動が好き、こういう踊りが好きというということは何かしら感じているのではないでしょうか?
私の場合は、エアロビクスの中では、床を踏んでしっかり動けるエアロやラテンエアロなどが好きです。 他には、ベリーダンスも好き、太極拳もやっています。
これらに共通するものは何でしょう?
地面をしっかり踏んで動くものです。 ラテンエアロは、膝を曲げることで骨盤の動きが出ますが、足を踏み変える時に床を踏んでいます。 ベリーダンスも、床をしっかり捉えて骨盤を安定させることで、上半身の動きが出ます。 太極拳ももちろんしっかり地面を踏んで動いて行きます。
スポーツクラブのプログラムの中でも、同じエアロという名前が付いていながら、インストラクターの方によって、内容は色々です。 私の出たいな~と思うエアロのレッスンは、全身を使って、しっかり床を踏んで動ける内容で、どうしてもそういうレッスンをされるインストラクターの方のレッスンだけ出たいと思ってしまいます。
逆に、こういう内容(しっかり床を捉えて動く)が苦手な方もいるんです。 そういう方の場合は、床はあまり踏まず、常に軽く飛ぶような動き(重心が高い)のエアロが好きみたいです。 こういうレッスンだと、音も速く、さっさと動く内容の振付です。
私の場合、床をあまり踏まず、重心をあまり下げないエアロに出ると、てきめん足が痛くなります。
この2種類の動き方の好みの違いはどこにあるのか?
私は、その人の重心の位置に、その人の好きな動き方や運動の違いが出ると思っています。
ロルフィングでは、グラウンディングタイプ、スカイタイプという風に、その人の重心の違いを分けています。全員がどちらかのタイプに分けられるかというと、ミックスタイプの人もいます。
これらは、どちらが良いということではなくて、その人の動き方の好みが違うということです。
グラウンディングタイプの方は、手を伸ばす時も、自分から伸びるのではなく、何かを押すように(プッシュ)手を伸ばすと動きやすく、スカイタイプの方は、自分から伸びる(リーチ)のが好きです。
ここまで読んでいただけると分かると思いますが、私は典型的なグラウンディングタイプ(かかと重心)です。
あんまり床を踏んで動くのが好きじゃない、苦手という方は、スカイタイプ(つまさき重心)かもしれません。
今、何かスポーツや踊りをやっているけれども、何かしっくり来ない、苦手だな~と思うものであるなら、自分の身体にあったものか、考えてみるのも良いかもしれません。