先日、ヘラーワークの先生と、筋肉もつけすぎると、かえって柔軟性がなくなって、問題が起こる場合があるという話をしました。
知っている方の中で、くしゃみや咳をしただけで、肋骨を骨折してしまった方が何人かいました。
足や腕の骨折は、ぶつけたり、転んだり、それなりに骨に負担がかかる事が原因だと思いますが、くしゃみや咳が原因で肋骨を骨折してしまうなんて事があるのです。
くしゃみや咳も、何度も繰り返しやっていると胸骨への負担が大きくなるんですね。 侮れません。
肋骨した方たちに共通していたのが、普段から、かなり運動していて、筋肉もしっかりついている方でした。
肋骨の間にも筋肉があるってご存知ですか? 肋間筋です。
私たちが良く食べるスペアリブは、羊の肋間筋です。 あんまり沢山筋肉がついていないようにも思いますが、この筋肉や肋軟骨があることで、呼吸とともに肋骨が動くことができます。
骨折してしまった方は、筋肉はついていましたが、例えるなら、固いコルセットを身にまとっていたような感じです。
固いコルセットでなく、柔らかく動ける筋肉を肋骨にもつけておきたいです。
ロルフィング®のセッション1では、呼吸にアプローチするセッションを行います。 今まで、自分の呼吸を意識していなかった方でも、セッション後は、呼吸がしやすくなっていることに気が付く方が多いです。
肋骨の骨折を防ぐためにも、呼吸のしやすい柔らかい肋骨にしておきたいですね。