ロルファー™のChikageです。

先日、NHKのためしてガッテンの「肩こり根治マニュアル」という放送で「筋膜」が取り上げられたそうです。

筋膜は、私たちロルファーにとっては馴染みのある言葉ですが、一般の方にとっては「何それ?」という言葉かもしれません。

ためしてガッテンの中では、肩こりを根治させるには、筋肉を覆っている筋膜の固くなってしまったシワをリリースさせることだと紹介されていました。
筋肉に筋膜という膜があることを知っている方は、そう多くはないかもしれません。
身体の中に沢山ある筋肉には、筋肉を覆う膜があり、それぞれの細かい筋肉がまとまって大きな筋膜に包まれてもいます。
人間の身体は大きなストッキングという筋膜で覆われています。

今回の放送では、ピンポイントに肩こりについて取り上げられていて、首、肩のあたりの筋膜をリリースすることで、肩こりを根治させますという内容でした。
筋膜をリリースさせる器具を使ったり、超音波を使って実際に身体の筋膜を見ながら、鍼治療を行ったりすることも紹介されていましたが、私たちロルファーは、特殊な器具を使ったりはしません。 自分の手による手技で筋膜をリリースさせながら、全身の筋膜を調整し、身体のバランスを整えて行きます。

放送の中では、筋膜リリースを行うことはあまり簡単ではないけれども、自分でストレッチを行うことで、肩こりを引き起こす筋膜のシワをリリースさせる方法が紹介されていました。
自分でストレッチを行うことで、肩こりを治していけるというのは良い方法ですね。 このストレッチ方法、自分でもためしてみたいと思います。

今回のためしてガッテンで、筋膜が取り上げられたことはとても画期的で、後から放送を見て、そうそう、身体のこりや歪みを治すのは、筋膜の調整なのよ~とうなずきながら見ていました。

肩こりだけでなく、身体の歪みやバランスを整えるには、筋膜に注目してリリースすることはとても重要だと思います。
私たちは、経験的に筋膜の重要性を理解していますが、今後も、筋膜の研究が進んで、さらに新たな発見があると良いと思いました。

こちらのサイトも分かりやすいです。↓
「ためしてガッテンで放送された筋膜リリースを図解したイラストが分かりやすい!と話題になっている!」