ゾーンって?
先日、セッションの時に、クライアントさんから、ゾーン(ZONE)に入ったという話を聞きました。
ゾーンってご存知ですか?
スポーツの世界では、ゾーンと言って、極限に集中した状態を言うそうです。
ゾーンに入ると、こんな状態になります。
- リラックスしているけれどもとても集中している
- 自然に身体が動く
- 焦りやストレス、プレッシャーなどは感じず、ワクワクした感じがする
- 身体と心が一体化している
- 無心で、そのものに没頭している
クライアントさんの場合は、長年踊られている社交ダンスのパーティーで、先生と踊られた際に感じられたとか。
それまでにも沢山練習を重ねられて、この会では、あがらないように色々準備されたそうですが、練習の時よりも、なにより本番が素晴らしい出来だったそうです。
まさしく、ゾーンに入った瞬間をかんじられたとか。素晴らしいです。
自分のゾーン体験
このお話を聞いて、自分自身はゾーンに入ったことがあるかしらと考えてみました。
ありました。 ちょうど前日にフィットネスクラブで、ステップのレッスンに出ていた時に同じような体験をしていました。
この時のステップのレッスンでは、振付の内容は頭に入っていて、身体もしっかり動くことができていました。
これが、振付があやふやで自信の無い状態だと、次は何だっけと考えてしまい集中できません。
身体も動きについていける体力と技術力が無いと、ついていけません。
50分、60分のステップのクラスの最中ずっとゾーンに入っているわけではなくて、振付を繰り返し行っている時に、ものすごく集中してステップをしている自分がいました。 インストラクターの先生が、次は何、何・・・と言ってくださっていて、それを聞きながら、動いていました。
この繰り返しの数分間、間違いもなく、ほぼ100%出来ていた自分にビックリ。
終わって、ものすごい達成感がありました。 この感覚って、すごく幸せなんですね。
クライアントさんに言われたゾーンが、まさしくこの時の感覚だったんだと気づきました。
どうしたらゾーンに入るか?
ゾーンに入るにはどうしたら良いのか考えてみました。
- 充分な練習
- パフォーマンスに耐えうる体力、技術力
- ルーティーンを作る
- 基礎的な身体作り
他にもこれがあった方が良いという説もあると思いますが、とりあえず最低はこの4点。
クライアントさんが言われていたことですが、練習も沢山したけれども、ロルフィングで身体を整えておいたことも大きかったそうです。
パフォーマンスに耐えうる体力や技術力、それを支えるのは、基礎的な身体作りです。
しっかり動ける身体がないと、練習をいくらしても、せっかくの練習効果がでないことになってしまいます。
オリンピックやスポーツの大会で、活躍するアスリートは沢山いますが、プレッシャーに負けて思うような結果を出せないケースもありますね。
反面、ゾーンに入れた時は、力みがなく、自然に身体が動いて、自分が練習した結果をしっかり出せる状態になります。
ある意味、平常心で超集中状態に到達できると最高のパフォーマンスを出せるということでもありますね。
私達、一般人でも色んな場面でゾーンに入ることは出来ると思います。
この超集中状態であるゾーンを体験すると、なんとも幸せで満ち足りた気持ちになります。
クライアントさんが、ゾーンを体験できたという話を聞いて、私も嬉しくなりました。
身体の基礎作りのお手伝いが出来ることはとても幸せです。
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