アドバンスロルファーの千景です。
今年に入って、サルサやキゾンバなどラテン系のダンスを踊る方が多く、ロルフィングのセッションを受けに来られています。
サルサが大好きで踊っていたり、パフォーマンスとしてサルサを踊る方まで様々ですが、みなさん、楽しんで踊っている話をよく聞きます。
ただ、踊っていると腰が痛くなる、足が痛くなるというのも良く聞く話で、みなさん、同じような悩みを抱えていらっしゃるようです。
サルサやタンゴなどのラテン系のダンスは、ヒールの靴を履いて踊る場合が多く、中にはスニーカーなんて方もいるかもしれませんが、多くはヒールの靴だと思います。
高いヒールの靴で、踊ることはとても格好良いのですが、腰や膝への負担は大きくなります。
裸足で床に立った時と、ヒールを履いて立った時を比べてみましょう。
裸足の時は、ふくらはぎが伸びて、踵がしっかり床に付いています。
ヒールを履くと、ふくらはぎが短くなり、腰が反り気味になりますね。
もし、この時に腰を反らないでいたらどうでしょうか?
反らずにいたら、上半身は前に倒れ気味になるのではないでしょうか?
ヒールの靴を履くと、身体の背面は短くなるので、自然と腰は反り気味になります。
反り気味の状態で、サルサなどを踊れば、それは腰が痛くなります。
ヒールの高さがそれほど高くないのであれば、腰への負担は大きくないと思いますが、高いヒールの靴で踊れば、その分、膝、腰への負担は大きくなります。
ロルフィングを受けに来られる方には、ストレッチのやり方をお教えしていますが、一番簡単なのは、壁に向かってつま先を立てて立ち、ふくらはぎを伸ばすようにしてもらいます。
この時、自分の仙骨(背骨の一番下に付いている三角形の骨)も床に向かって伸びているのをイメージすると良いでしょう。
これは、サルサなどを踊られる方だけでなく、仕事で、1日中、ヒールを履いて外を歩かれている方にも良いストレッチになります。
簡単な事のようですが、これを毎日続けるだけでも、腰の負担が減って、腰痛なども起こりにくくなります。
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